晴太は小さい頃から独立心あふれる子供で、なんでも「晴太が!晴太が!」と言う赤ちゃんでした(みんなそうかも?)。
玄関のカギを開けるにも「晴太が(やる)!」
靴を履かせようとすれば「晴太が(やる)!」
時間があるときは良いのですが、何かとバタバタしている時などは、キーっとなります(いえ、いまだにキーキー言っておりますが)。
でもそんなとき、保育園の先生にこんなことをうかがいました。
「子供の手は小さくて不器用。大人がグローブをはめて何かするのと同じくらい、大変なんですよ」
それはまだ経験が少なく、体が上手に動かないからなのだとか。
それを聞いて、ちょっとショックでした。
私、グローブをはめてカギを開けられるかしら??
私、グローブをはめた手で、靴を履けるかしら??
ものすごーく、晴太に申し訳ない気持ちになりました。
晴太もだいぶ大きくなりましたが、でも時々「グローブ」の話を思い出します。
晴太がもたもたしていたり、のろのろしていた時に「グローブ」の話。
まあ……最近の「のろのろ」は、怠け心など、メンタルのせいのような気が、ものすごーく、するのですが。
そうだ(あんまり急かしちゃダメって、わかってるんだけど、わかってるんだけど!)沼津に住もう★